†続†黒いスーツの王子様
「真由ちゃんいらっしゃい♪」


祐輔は真由に笑顔を見せる。

真由は「お邪魔で〜す!」とペコッと頭を下げた。







「ハァ‥疲れた」


肩をコキコキ鳴らしながらタバコに火をつける祐輔。


祐輔のつけている香水と共に、タバコの香りも混ざって香る。
この香り好き♪




「フ――。じゃあ、またちょっくら行ってくるわ」


祐輔はそう言ってタバコを消し、他のお客さんの席に行ってしまった。



これはいつものこと…

今みたいに祐輔は私の席に来るは来るんだけど、


一服する程度の時間だけいてすぐに他の席に行ってしまう。

まぁ、私はお客さんじゃないから仕方ないけどさ・・・


ココは喫煙所じゃないつ〜の!!

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