†続†黒いスーツの王子様
チ―――ン‥


エレベーターの扉が開く音。



私はネイルを眺めながら、エレベーターに乗り込もうと前へ進む。



ドスッッ


「あたッ!!」





すると‥

前にいる真由の背中にぶつかった。




「真由‥どうし・・――!」


目の前を向いた瞬間、私は言葉を詰まらせてしまった。







「‥修・・二………」


真由が目を点にしている。


エレベーターには修二くんが乗っていた。

私たちは驚きを隠せない。







「…よぉ」


エレベーターから降りてくる修二くん。



修二くんが来たっことは…

まさか・・

まさかっ・・

.
< 94 / 353 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop