白虎連合Ⅳ
鞄から取り出し、それを自分の隣に置く。
ノート。
ペンケース。
ノートを千切り、ペンケースから太めのペンを取り出して。
サラサラと紙に一筆書いた。
「よし」
紙に書いたのは、[面会拒否]。
面会謝絶じゃなくて。
だってまた変な人来られたら嫌やし。
寿のことかて許してないから。
大きく書いた紙を持って部屋の外に行く。
扉にそれを貼って、また部屋に戻った。
「痛、」
頭がクラクラする。
足も段々痛くなってきたし。
ベッドに横になり、目を閉じて。
私はまた、寝ることにした。
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