白虎連合Ⅳ
殻
朝起きて朝食を食べる。
昼はぼーっとして昼食。
検査をし、傷の様子を見て。
夜もまた、食事。
頭と心にポッカリと穴が空いている感覚。
それを埋めたいとは思わないし、埋めたくない。
どうでもいい。
興味もない。
興味もないのに、
「ゆいさんっ、ノート紫織さんから預かりましたよ」
「……………」
「ちなみに今日はゆいさんの好きな和菓子を持ってきましたっ」
「……………」
なんなんや。
一体こいつは。
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殻