白虎連合Ⅳ
「「「ういーっす」」」
誰かの声と共に、速度を落とす隊員達。
完全に止まった時には私の目の前には白虎連合御一行。
って、は?
もしかして此処が集会場所?
ほなヤバい。
さっさと帰ろ。
、なんて思いながら車道に背を向ける。
再びマフラーに顔を埋め歩き出した。
「あっれー?そこにいるのはゆいちゅわんではないかなー?」
「……………」
「ん?無視?無視かコラ」
「人違いちゃいます?」
更に最悪な展開。
捕まってしもた。
結局腕を掴まれ、無理矢理振り向かされる。
目の前に移るのは金髪の髪に、ダウンを羽織ったニコニコ顔。
「人違いちゃうやろなぁ」
そして小さな怒りマーク。
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