白虎連合Ⅳ





ゴンッ!!!と鈍い音が公園に響き渡る。

ズルズルと体が下がり、地面に倒れて。






あー、お星様が見える。

てかクラクラする。









「あー、その石気を付け…ゆいさん?!」


「……………」








痛い。

頭めっちゃ痛い。




とりあえず体を起こし、額に手を当てる。

血は出てないみたいやけど。









「だ、大丈夫っすか?!」


「…―い」


「え?なんて?」









座り込む私の隣に、龍が座る。

けど私は龍を睨んで、












「言うの遅いんじゃボケェ!!!!」









思いっきり蹴った。










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