白虎連合Ⅳ
「華風さん、そろそろ暴走行きますか?」
「うん、そうやね」
幹部候補に言われ、頷く。
沢山のプレゼントと持ってきた特攻服を持ち、二階に上がった。
「龍ー、先用意しといて」
「わかりましたっ」
声を掛け、二階に入る。
雄大くんにあまり飲まされなくてよかったけれど。
この二階に入るのは、久しぶり。
確か偽ghost事件で会議したっけ。
結局犯人は辻さんやったけど。
今となっては懐かしいね。
「もう幹部に未練なし」
ズボンを履いて、足袋を履く。
サラシで体を巻いて特攻服を羽織った。
最後に木刀を腰に刺して。
うん、完璧。
最近は私服や制服の上から羽織るだけやったけど。
今日はしっかり着させて頂きます。
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