白虎連合Ⅳ
「んな解散ーっ」
「「「ういーっす!!!」」」
太陽はまだ出ていない朝五時。
蓮の声によって、皆バラけていく。
「俺らどうしますー?」
「とりあ華風家で飲み直すぞーっ」
「はぁ?!寿何言ってんの?!」
「よっしゃ決定ー!!!」
「ちょっ…!!!」
と、云うわけで。
何故か私の家へ。
しかも飲み直すって言われても。
せっかく今日飲まんと頑張ったのに!!!
「ゆいさん大丈夫っす、俺が雄大さんから守りますからねっ」
「むむ」
「また飲んで英寿さんに絡んでも嫌ですし」
「もーせぇへんもん」
「シャラップ」
龍の後ろに戻った私は空を見上げて。
またまた拗ねてる龍を目の前に溜め息をついた。
だから英寿くんに抱き付いたとか覚えてないのに。
絶対お酒飲まんとこ。
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