白虎連合Ⅳ




「うわ、外暗っ」


「本間っすねーっ」







ゲームセンターから出れば、外は真っ暗。

時間はとっくに夜。




そろそろうちの隊員とか出てきそうやな。

集会ない日でも街で遊んでるらしいし。








「ゆいさんまだ時間あります?」


「?うん、大丈夫」


「じゃあ行きましょっ」







微笑み、歩き出す龍に着いていく。

やっぱり手は引かれたまま。




クリスマスがもう直ぐだから、街は光輝く。

キラキラと光る電球はなんだか綺麗で。





次どこ行くんやろ?

カラオケとか?




でもそれやったら教えてくれるやろし。

まぁ変な所ではないと思う。








「ちょっと歩きますけどいけます?」


「うん」








何処でもいいや。


一緒にいたいし。








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