白虎連合Ⅳ
変化
「原則通り応援団が女子一五名、男子二十名」
「ちわーっす!!!」
「ほんで副団長の竹中要くん」
「どーもっ」
「そして応援団長、華風ゆいっ」
「……………」
「返事しなさい!!!」
「いだっ!!!」
団長会から二日後。
私は今、屋上に立っています。
私の代わりに仕切ってくれている紫織に叩かれ、軽く挨拶をして。
集まったのはギャルやヤンキー、真面目ちゃん等。
なんでも立候補以外は先生が決めたとか。
真面目ちゃん大丈夫かいな。
「恐らく、龍くんチームは派手なことすると思うねん」
「はぁ」
「んでれっくんはシンプルにいくと思う」
「はぁ」
「だからこっちは龍くんチーム以上に派手にしましょう!!!」
「はい?」
流石紫織、二人の事をよく分かっていらっしゃる。
、じゃなくて。
派手ってどんな派手?!
.