白虎連合Ⅳ
思わずジャンプし、お尻に手を当てて。
皆の顔は真っ青になり、私のお尻は真っ赤。
紫織だけは再び頷いていたけど。
痛い、痛い!!!
だから嫌やったのに!!!
皆雄大くんの喝知らんから!!!
「もっかいやれやコラ」
「ふれーっ、ふれーっ」
「あぁ?!」
「いっ…!!!」
あかん、体育祭になるままでにお尻がえらい事なる。
パンパンになる。
プリプリになる。
誰か助けて!!!
「ゆい、ちょっとこっち来い」
「ひっ…!!!」
今度は体を腕で担がれて。
体は雄大くんの右腰辺りでブラブラ。
そのまま雄大くんは私を持ったまま柵を乗り越え、
「いーやーだー!!!!!」
「落としたろか?落ちたら死ぬぞ?」
「ごめんなさいー!!!!」
雄大くんは立っていて。
私は空中でブラン、としている状態。
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