お前のためなら死んでやる2

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「リョウ君?」

「シュンか。まぁ座れよ」

少々荒れてますねリョウ君。眉間に皺が…

「リョウ君。レイ君から連絡きた?」

「いや、まだだ。つか電源切ってやがるぜアイツ。」

えっ?レイ君が携帯の電源を切るだなんて故意にしか考えられない。

あの完璧なレイ君がいつ、非常事態が起きてもいいように携帯の電源は着けてあるのに…
どこに?どこにいるんだ?

せめて電源を切る前の居場所は…そうだ

「…GPSは!?リョウ君!レイ君の携帯GPSついてたよね?」

僕らは、決めたんだ。

いつだって、一緒に頑張って生きようって。

だから、居場所は分かる様にと携帯はみんな持つようにしたをだ。

「…っ、電源切ってるヤツのGPSなんか反応するわけねぇだろが。」

「そっか…でも、でも!まだ居なくなったわけじゃないしさ。レイ君の携帯充電ぎれなっただけかもしれないしね?」
そうだよ。そうにちがいない。レイ君はきっと今日にも帰ってくる。

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