お前のためなら死んでやる2
「当たり前っすよ総長」
「総長の女は俺らの仲間ですから」
「総長じゃなきゃ俺生きてけません!」
俺はなんでこんなに幸せなんだろ?
仲間がこんなにも慕ってくれてる。
少しでも、総長の座を降りようとか考えた自分が馬鹿らしい。
俺は守るって決めたんだ。
この命にかえて、俺はこいつらの総長になった。
お前らのためなら死ぬつもりで、やるって誓った。
親なんていらねぇ。
こんな素敵な仲間に恵まれた俺は、幸せもんだ。
この幸せを君にも、分けてあげたい。
五十嵐。お前は俺の事を嫌いっていったよな。
なら、お前が俺のこと嫌いな分、俺がお前を愛してやるよ。