お前のためなら死んでやる2


「涼宮、篠原。俺は、桜咲 零が嫌いだ。でもっ、話を聞かせてほしい。優音と俺に聞かせてくれ。お前らの過去をさ」


ハル、あたしも逃げないから。一緒に幸せを追いかけよう。

例え不幸が待っていても、また2人で乗り越えよう。


「ありがとう。五十嵐、…?」


「長瀬 春だ。早く聞かせろよ。」


「あぁ、それじゃあ溜まり場にきてくれ。旬、車呼べ。」

あたしたちは、知る。

桜咲の過去を、

GOD-1の始まりを、

そして

あたしの存在意味を。

ねぇ、神様。

逃げない事も大事だと、

そう思えるかもしれない。

彼らGOD-1を、信じたい。

どうか、この未来を

苦しみにいきる人々を

幸せになる世界にして下さい。

あたしも、強くならなきゃね。


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