★恋愛コンプレ★
不安そうなわたしを見て、
舞子は軽く肩を叩き、
「大丈夫だよ!!」
そう言ってくれた。
「宇井川さーん?!
宇井川さんは体育館に
行っててください。」
「あ、はい…。」
先生が指示を出す。
体育館まで行ったわたしは
01人だけだった。
「もうすぐで、生徒逹来るから
…君には自己紹介をして
貰います!!」
さっき指示を出してくださった
先生が急いで来てわたしに
言う…。
「は…はい…。」
わたしは顎で返事をして、
01人で考えていた。
自己紹介のことよりも先に…
またイジメに合わないかとか、
ガラの悪い人に絡まれないか
とか、まあ色々…。
‘ガチャン!!’
新しい学校の生徒が入場
してきた。
わたしの緊張は高鳴る…。
「椎名!!ガンバっ!!」
舞子が小声で言ってくれた。
「うん!!」
わたしも小声で話す。
そろそろだろうか…
自己紹介は…。