★恋愛コンプレ★

わたしは家に帰宅後、
お姉ちゃんに今日あった
ことを、自然と全部話していた。
「んー。今どきそんな先生が
いるんだねー。
お姉ちゃんの学校にはそんな
先生居ないんだよー。
まぁ、高校だし…仕方ない
かもね…。」

「そっかぁ…。」

今しか、こんな先生と
ふれ合えないんだ…。

先生みたいな先生が
この先、いて欲しいな…。

「ねー、話し変わるけど…
椎名好きな人居ないの??」

わたしの頭と心の迷いを
倍増させた一言。

「んー。いなーい。…。
なんでっ?!」

「だって、前に海って人と
付き合ってたんでしょ?!
今、椎名…先生の話ししてた時
凄い楽しそうだったよ?!」

‘ドクンッ!!’

?!

な、なんだこの気持ち…。

調子狂うな…。

「そ、そんなわけ…」

「あると思うよー?!」

お姉ちゃんはそう言うと、
自分の部屋に行ってしまった。

わたしもコップ01杯の水を
飲んで自分の部屋へむかう。

その夜は、先生のことと
同時にスピーチについて
考えて眠りについてしまった。

…椎名…。俺と…

「キャー!!」

…‘はぁはぁ’…

「ゆ…っ夢かぁ…。」

わたしは夢で目が覚める。

「何だったんだ…。」
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