★恋愛コンプレ★

15分後…。

「えっ…」

見慣れないせいか
なんだか変な感じがする。

「お疲れ様でした!!」

明日、先生に会うのか…。

緊張だなぁ…。

美容院を出たわたしは
舞子をまたまた頼って
しまった。

TO 舞子

今日、髪切って
恥ずかしいから
また一緒に明日いい??


FROM 舞子

全然OK!!
むしろ、行きたい!!


舞子は優しくそう
返信して来てくれた。

舞子は、今でも信じ
られる親友。

なんでも言えて、
ありのままの自分で
いれる気がした。

だから、先生に恋している
のも安心して言えたんだと
わたしは思う…。

先生…。
やっとわたし安心できる
親友ができたよ…。
もちろん、先生なしでは
辛いけれど、
そんな事…先生には
どうでもいいのかな??

はやく…
気づいて欲しいな…

もう少し…
理解して欲しいな…

好きなんて
今のままではいられない様で
寂しくて怖くて
言えないよ…。

過去に先生が愛した
人に…
なりたいな…。



わたしはつい余計なことを
考えてしまう。

この日は、ダンスに
行くこともなく
平凡な01日を過ごした。
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