空のしたの青年
今は朝食をとった俺たちは入学式のために高校へと向かっている。
俺と悠里の向かっている高校とは、閑王高校だ。
閑王高校は、上の下くらいの頭の良い人の集まる高校で、家から出て30分程で着く距離だ。
今の時間は8時10分だ。入学式の開始は9時からで、余裕過ぎる登校だ。
悠里「大人の階段の~ぼる~ 君はまだ~シンデレラさ~ ―――」
俺の隣では、跳び跳ねながら名曲を歌っている女の子がいます!
いま登校中だから人がいっぱいいるんだよ!?
周りからの視線が痛いよ!その視線を気づいてよ!?悠里さん。
悠里「思春期に~少年から~ 大人に~変わる~」
曲がかわってるよ!てか、悠里には似合わね~!て思ってるうちに学校に到着。