空のしたの青年
悠里「キャーのぼる~一緒のクラスだよ~!」
奇声を上げながら突進してくる物体を俺は何事もなかったように避けて自分のクラスへ向かった。
廊下のなにもない所でつまずいて顔からいって鼻血出している悠里の姿が見えたが、幻だと固く信じた。
悠里「のぼ..グス..る~....い.グス..たい....よ~....な...んで..グス...避けた...りした..グス....の!?...グス」
幻ではなかったよ!しかも泣いていやがる!早く泣き止ませないと周りから視線が痛い。
昇「悪かったな。だからもう泣くな。俺も悠里と一緒のクラスで嬉しいよ。」
悠里「うんっ。私も一緒のクラスで嬉しい~.......ハッ......べべべべべ、べ、べ別にあんたなんかと一緒になっても嬉しくもなんともないから。」