空のしたの青年
俺が慰めると元気になって笑顔で嬉しいこと言ったかと思いきや、ハッとした顔をして.....てか、ハッて口から出てたな!....急に否定しやがった!
しかも何でツンデレになってるんだ!?ガラスのハートを持つ俺にはかなりのショック受けるから....。
ツンデレにとても弱い昇くんだった。
教室に着くと、すぐに担任だろうと思われる先生が入ってきてHRが行われた。
「おはよう。今から席替えをするから一人ずつくじを引いていって、振り分けられた番号の席につけ~。」
先生の言うことにみんな従い席替えが行われた。俺の席はベランダ側の端っこの後ろから二番目になった。悠里はその後ろだ。
「みんな席に着いたか?着いたなら今から自己紹介をしてもらう。前の席の人から順々にしてもらうから、よろしく。」
そして、淡々と自己紹介がおこなわれていくなか途中気になる生徒がいたけど自己紹介で何を言うのか考えるのに忙しかったから、よくきいてなかった。