空のしたの青年

「俺は【古居 和人】。圭の一つ上で、いとこばい。最近ここの近くに引っ越してきたばっかりやけん、方言言ってしまうけど気にせんでね。」


この男は、スキンヘッドで眉毛もない。なんかこわい。


圭「俺は、いとこの和人のとこに遊びに来たってなわけ。」

和人「で、することなかったけん、釣りしに来た。」

昇「こっちは宿泊研修で来たけど、俺船に乗れないから一人ここに来た。」

和人「ありゃ~!勿体なか~!」

圭「ここもいっぱい釣れるからいいさ。」


本当に和人さんの話し方、聞きなれないな~。


昇「そういえば、和人さん最近ここに引っ越してきたって言ってましたよね!?高校はどこなんですか?」

和人「あぁ、電車通学で閑王高校ってとこばい。」

昇「俺も閑王高校ですよ!じゃあ、和人さんは先輩になるんですね!」

和人「お~、そがんや!てか、俺に対して敬語はいらんぞ。敬語は好きじゃないけん。」
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