空のしたの青年
時間は戻って、いま俺は新しい制服に袖を通している。
昇「とうとう俺も高校生の仲間入りだな。」
独り言を呟き、新しい制服を着た自分の姿を鏡で一言!
昇「イケすぎじゃん!」
はい、すみません。自重します。
一人寂しく独り言を言ってると"ピンポーン"と鳴った。
玄関に向かうと、そこには悠里が新しい制服を着て立っていた。
悠里「昇おはよう。入学式が楽しみで早く来ちゃった。」
昇「おはよう。俺も入学式が楽しみで早起きしたぜ。」
悠里「昇かわいい~!小学生みた~い。」
悠里は、そんな言葉を発しながら俺によしよしをしてきた。
言っておくけど、悠里は俺のことを子供扱いしているが、悠里は俺より20センチ程ひくいからな。
中学生の頃に、いっぱい身長を伸ばしたから今は175センチあるぜ。
ついでに悠里は153センチだったような。