野球が好きな君に恋をした
次の日。
思い足取りで学校にむかう
舞夏と一緒に
今日はちょっと早めに出たんだ
翔と会わないように
あ~翔とどんな顔して
会えばいいんだろう
まあとりあえず
距離おいて
落ち着かなきゃかな
「翔のことあきらめるつもりなの?」
「まだわかんないよ、落ち着ついて考えてみる」
そう言ったけど
翔に彼女がいようがいまいが
私が翔を好きなことは変わらない
諦めきれる訳がない
私はそう思った。
なんか家に帰りたくなってきたんだけど
やっぱ翔の目に私は映ってなくて
翔はあの子を見てると思うと
やっぱり辛いよ
結局今日は1日中翔のこと考えてて
授業なんて上の空だった
「柚梨亜ーあのさ...」