野球が好きな君に恋をした
3章 嫌がらせ
ある日、私が学校に行くと
舞夏が走ってきた
真剣な、でも悲しそうな顔して
「舞夏、どした?」
「翔が…柚梨亜のことぶりっ子とかキモイとか言ってた…
柚梨亜、翔となんかあった?」
なんで………??
この前の腹いせ………??
「柚梨亜?大丈夫…?」
「あ、うん」
私は舞夏にこの前のことを全て話した
「柚梨亜が翔を避けちゃう気持ちはわかる。でも翔はいきなり避けられて傷ついてるよね。
でも翔、何考えてんだろ…」
「きっとこの前の腹いせだよ
すぐおさまると思うし」
「そっか。なんかあったらすぐ相談してね」
「ありがと」