野球が好きな君に恋をした




社会の時間。




男子が紙を回していた。

なんだろ?



もしかして...


確実に嫌な予感がした



「……ねぇ」

近くの席の男子に話しかけた


「その紙何て書いてあんの?」


「見ないほうがいい」


「見せてよ、私のことでしょ」


「…本当に大丈夫か」


「うん」


「じゃあ…」





そこには



あり得ないことが書かれていた










『柚梨亜まぢきもい

あいつなんか人間のくずだし
あいつが俺の視界に入ったら
俺の目が腐れるし

だから死ねーー(笑)』






なにこれ…


ありえない



なんで………??




ひどいよ………



翔にここまで言われる筋合いない





< 25 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop