野球が好きな君に恋をした
社会の時間。
男子が紙を回していた。
なんだろ?
もしかして...
確実に嫌な予感がした
「……ねぇ」
近くの席の男子に話しかけた
「その紙何て書いてあんの?」
「見ないほうがいい」
「見せてよ、私のことでしょ」
「…本当に大丈夫か」
「うん」
「じゃあ…」
そこには
あり得ないことが書かれていた
『柚梨亜まぢきもい
あいつなんか人間のくずだし
あいつが俺の視界に入ったら
俺の目が腐れるし
だから死ねーー(笑)』
なにこれ…
ありえない
なんで………??
ひどいよ………
翔にここまで言われる筋合いない