私が愛した男の子
ママがいうあいつとは、私のお兄ちゃんのこと。
私にはお兄ちゃんが3人いる。
長男、中本拓哉。通称拓にぃ。
この中本グループの次期社長。
真面目で優秀でスポーツ万能。
長身で顔立ちも整っていてかっこいいと思う。
次男、中本光哉。通称光にぃ。
自分の家柄、つまりこの中本グループが大嫌いなのだ。
拓にぃとは違いはっきり言って不良。
長身で顔立ちは整っているが、女癖、口が悪い。
三男、中本零哉。通称零にぃ。
光にぃ同様家柄が大嫌い。性格も全部光にぃに似ている。
零にぃは不良ではなく、ギャル男。
光にぃと零にぃは零にぃが
高校を卒業後家を出た。
そして私が末っ子だ。
3人ともみんな私をものすごく
可愛がってくれている。が、ちょっと過保護すぎる。
まぁ、自慢のいいお兄ちゃんです!
つまり、拓にぃは若社長ということで一緒に
海外に出てしまうため、私のことを光にぃと零にぃに
あずけるということだ。