帰る場所がない



悟の言葉につーっと涙が流れた。

私もずっと悟が好きだった。

幼なじみであり私が片想いしている人だった。

悟は『愛、俺と付き合ってくれる…?』って不安げに聞いてきて。

私は泣きながらコクンってうなずいた。



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