彼とあたしの一週間








「いいなよ!さっき、言ってたよね!
あたしの方が大河よりも、立場上なんでしょ?
上の人に逆らってもいいの?」




あたしが、見下すようにして言うと
大河はチッっと舌打ちをして



「わかったよ、言えばいいんだろ」

と、投げやりな言葉で言った。





ふと、時計に目をやると
時間はとっくに12時を過ぎていて
日付も変わっていた。







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