彼とあたしの一週間







「ほらっ、行くぞ。」



無言のあたしの手を握って
蒼空は階段を上がって行った


それでもあっという間に部屋について
蒼空は部屋の中で自分の物を整理している






あーもうっ

何やってんのよ自分

これで最後なんだから
いつまでもグチグチしてちゃダメじゃん




そう自分に言い聞かせて
あたしは整理の終わった蒼空の所へ駆け寄った。









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