姫輝 マリア

日向があたしに近づいてきた
「な、捺が?」

何で信じてくれないの?
ある意味困るわ・・・。

呆れてため息が出た。

――――ギュっ

…は?
は?
はあ?

「ずっと…会いたかった」
「日向……?」

何であたし…
抱きしめられてるの?!

「ありがとな…」
「え?」
「……ありがとう」
「へ?」

意味分かんないっ!!
何の感謝?!
勤労感謝?

い、いや。
あたし、倒しはしたけど…
勤労感謝って…。

「…本当にありがとう」
「あ、あの~勤労感謝の日はまだ…」

日向はあたしを驚いたような目で見た
そして、一気にみんなが笑いだした

は?
大丈夫?


< 18 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop