姫輝 マリア

「チゲぇよ。アホ。
まさか、捺が龍輝の総長だったなんてな!!」

…まぁ、知らなくて当然。
喧嘩してる時も、何の変装もしてないんだけど、一瞬で片付けちゃうから、誰も顔を見た事がない。
下っ張達も、分からないだろう。
雄ー、知ってるのは幹部の隆と空だけ。

「…じゃあ、改めて。
俺は黒雷の総長。高崎日尚。よろしく」
「よろしく」

あたし達は握手した。
ってな事で、龍輝と黒雷は同盟を結んだ。

んまぁ、黒雷とは喧嘩したくないしね。

あたしは隆に電話をしてる
『捺?どした』
「隆、久しぶり」
『おうっ!!捺久しぶり~!!』
「あのね、黒雷と同盟結んだから」
『黒雷?…あの2位の?』
「うん。友達出来たの」
『そうかっ!!じゃあ、アレやるか?』
「やりたいの?」
『当ったり前!捺にも会いたいしねっ!!』
「あたしも、久しぶりに会いたいやっ!」
『んじゃ、明日するか?』
「聞いてみるねっ!!」
『おうっ!よろしく』
「バイバイっ!!」
『バイバイ』

あたし達は電話を切った
「日向、明日の夜あいてる?」
「…空いてるけど何?」
「龍輝の幹部と顔合わせしない?」
「マジ?行くよ」
「分かった」


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