姫輝 マリア
あたしはメールを送った。
「日向と立倉君でいい?」
「おう。優は行かないと思うから」
あたしは苦笑いをした
――――翌日
「日向、立倉君。行くよ?」
あたしは黒雷の倉庫前に来てる
―――――ガラガラ
倉庫が開いたかと思ったら、何ともお洒落な2人が出てきた
カッコイイ。
あり得ない。
何このイケメン2人。
どっかの芸能人ですか?!
俳優?モデル?
WHAT?
2人はあたしを見るなり固まって、顔を逸らす。
な、何?
似合ってない…?
「へ、変かな…?」
2人は顔を赤くして、頭をかいた。
「……似合ってる」
立倉君が顔を真っ赤にして、呟いた。
その言葉に、あたしも思わず顔が熱くなった。
「い、行こうか!!」
あたしは車に乗り込む
それに続いて、2人も乗り込んだ。
「金ちゃん。出して?」
あたしの言葉で車が動いた
2人はちょっと緊張気味。
「大丈夫だよ。隆と空は優しいから」
あたしが微笑むと、2人も微笑んだ