姫輝 マリア
しばらくすると、ある旅館に着いた
「ありがとね。金ちゃん」
あたし達は車を降りてから、旅館に入って行った。
1番奥の部屋に進んで行く。
「大丈夫?」
あたしが言うと、2人は頷いた
―――ガラッ
襖をあけると、懐かしい2人が座ってた
「久しぶりっ!!」
「おう!超会いたかった~!!!」
隆があたしに抱きついてきた
「あたしも~!!!隆変わって無いね~!!」
「だろ?」
隆が離れると、空が優しく笑って抱きしめてくれた
「久しぶり。捺」
「うん。空も相変わらずクールっ!!」
あたしが笑うと、空も笑った
隆と空も、思いっきりの美形。
あり得ないくらい、カッコイイ。
空はあたしから放れると、日向達に微笑んだ
「こんばんわ。
龍輝の副総長してる空日 空 ソラ です」
「こんばんわっ!!
龍輝の幹部してる北島 隆 タカ です」
2人は優しく微笑んだ。
慌てて、日向達も自己紹介をする。
「そんな、固まらんくてもいいのに」
空が笑ってる。
「そうだぞ」
隆も笑ってる。