姫輝 マリア


――――ガラッ

教室中が固まった。
恕りながら入ってきた日向達。

「……ブッ…アッハハハハ…」
押し殺した笑いがー気に出た
日向達はあたしを見て顔を赤くする。

やばい。
日向=女子高生の制服
立倉君=セーラー服
秋斗=ゴスロリ
拓=ワンピース
女鎌い=うさぎの着ぐるみ

「やばいっ!!!
…ククッ…みんな似合ってる…ブフッ…」
あたしが日向の肩を叩くと、日向は確実に怒ってる。

「どこがだよっ!!!シャレになんねぇ!!
ってか、捺全っく似合ってねぇ!!
豚に真珠だなっ!!!」
日向はあたしに向かって笑った

イラッ。

あたしは怒りながら、立倉君を見た
「立倉君も、似合ってる!!!綺麗だよ!!!」
「…捺も可愛い」

立倉君は顔を赤くしながら言った
あたしの味方は立倉君だけだよ…。

「…立倉君。なんて優しいの!!」
あたしは日向を睨んだ




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