姫輝 マリア

あたしは黙って領いた
たっちんは中に入っていった。

やけに静か。
「お前らまたか・・・」
たっちんが呆れた顔をしてる
「…もぅいい。捺入ってこい」

あたしが入ると、全員寝てた。

「ごめんな?空いてる席にテキトーに座って。
俺、会議があるかち行くわ。
捺は超美人だから、気をつけろよ」
たっちんは微笑んで、出て行った

美人じゃないのに……。

あたしは席につかないで、そのまま教室を出た
そして大きな扉の前にきた。
南京錠がかかってる。
あたしは扉を軽く蹴った。

――――ドンっ

見事。
扉は壊れた。
あたしは気にせず入る。

屋上はやっぱり気持ちい。
あたしの手に小鳥が止まった。

可愛い。
小鳥や蝶が集まってきた。
雄一あたしの心を和らげてくれる。

辛い事や悲しい事があったら、歌ったりしてリラックスする。


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