姫輝 マリア

「…無自覚にも程があるだろ」
「は?」
「…いい。なんでもねぇ」

意味分かんない。

私の膝の上で寝てる修。
私は修の手を握った

「…修。修は今日から自由に生きていいんだよ。好きな様に、思いっきり生きて」
私はゆっくりと囁いた

「…ずっと、私が支えるから。
修が困ってる時や、泣いてる時、嬉しい時も…ずっと、一緒だよ」

そうだよ。

修が1人で抱え込んでる物。

私にも…
背負わせて。

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