人生
空気が読めない
ミィは、短大を今年出たばかりの21さい。
ミィの家は、4人兄弟、両親揃いの6人家族であったが
小さい頃は、クラシックバレエを習い事として恵まれながらも週5していた。

週5というものだから、それなりに先生にも期待されてただろうし頑張りもしていたと思う。
4人兄弟の長女というのもあったんだろうが、
おじいちゃん、おばあちゃんに大事大事と甘やかされてのことだろう。
ミィは、自分一番でないといけないという自己チューであった。
友達とおしゃべりをしていても 自分の気に入らない知らない話になると
ふんっ!と言って、
どこかに言ってしまう子であった。
また、妹を交えてのテレビゲームのマリンカートでさえも
一番にならないと気にくわず、
自分が一番にならないともうやらない!と言ってしまう始末。。
母親がこれは仕方ないよ!レースやし競争やから。と言ってもへそ曲がりなミィは、考えを曲げなかったのです。
こんな小学校時代を過ごし、中学となると、さすがに 周りのクラスメートもへそ曲がりなミィを相手しませんでした。
意地っ張りなところもあったのでしょう。
友だちは、離れていきました。

ミィは、友だちが離れても寂しい気持ちやグループ行動の多い中学時代の中、自分一人でいてやるというクラス全員への気持ちを体の中に秘めて
クラシックバレエで表現しました。

時が過ぎ、
ミィは大学生になりました。
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