完全秘密主義恋愛♥

凝結

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「あ、いたいた。高瀬さーん！」



昇降口を中庭側に出ると、真ん中の大きな木の下で戸梶さんたちがあたしたちに手を振っていた。



みんなのとこまで安藤と小走りで行く。


「ごめんね、変なとこ見せちゃって…」



あたしはみんなに謝った。



「いいよー。どういうことなのか気になるけど、聞かないどく。ね、みんな」


戸梶さんの隣にいた平野 美保ちゃんがウインクしてぽわわんと笑った。




みんなも怒ってはないみたいだ。



とりあえず、一安心。



あたしは胸を撫で下ろした。



「じゃ、宣言続けよっか」



あたしたちは『1-3 Surprising Cafe』と描いた看板を持った安藤を先頭に宣伝を始めた。