会いに来たひまわり《短編》
あれから…
1年が立つんだ…――。
長かった1年だった…。
今でも…"うそだよ"って遥斗が戻って来そうな気がするんだ。
みんなが現実を受け止めて居るのに…
わたしだけ取り残されたみたいに受け止められないんだ。
遥斗の最後にわたしは会えなかった…。
大学の大事な用事があってその日は病院に行けなかったんだ…。
もしも…わたしがあの日…病院に行っていたら…運命は変わっていたのかな?
「遥斗に…もう一度…会いたい。」