恋愛模様
そんなに驚く事でしょうか???
まぁ……
私は他の子に比べると興味心が薄いと言われた事はありますが……
『もしかして……俺の事も知らなかったりする?』
『え!?どこかでお会いしましたっけ!!?』
私が彼にそう問い掛けると目の前の彼はお腹を抱えて笑い出した
所謂……爆笑ですね
『参ったなぁ〜…この学校にまだ俺の事知らない人が居るなんて……』
『おかしいですか?』
『うん。相当』
自分で聞いたのにハッキリ言われるとかなりのダメージ
そこまで有名な人なんでしょうか……???
普通の学生に見えますが
『じゃあ自己紹介からだね!桐風葉憂[キリカゼ ハユウ]1-Dでメイク部の部長!!よろしくね!君は?』
『あ……倉智桃[クラチ モモ]です…1-Cで図書部に入っています』
私がそう言うと桐風くんはニッコリと笑ってから、じーっと私を見回した
な、何でしょうか……!?
桐風くんの手が私のスカートに触れた
それだけなのに過剰に反応してしまう
『桃ちゃん……』
『は、はい!!』