リョウとシュウ ~ドラゴン退治の旅~
呪われた地で育った子供
腹が立つなぁ…
俺の目の前歩くな…
うざい…。
「リョウ!早よ来いや」
呼び捨てにすんなよな…。
「リョウ?」
「呼び捨てやめろ」
「なんやそんなこと…。俺のほうが年上やし」
「俺が誰か分かってるだろ…」
「ははっ、子供やなリョウは…」
「っち…なんだよおめぇ…」
「ギャーー――!」
……。
「なんや?だれ?!」
「怖い―――!」
「怖い?何がや?!」
「ど…」
「ど?」
「ドラゴン…」
「う゛ぁ――」
「「「ギャ―――!」」」
俺は、リョウ。
この国の国王の息子。
ただ、母親は王妃じゃねぇーんだ。
「リョウ…。これ、俺…」
「シュウ、手ぇ出すな」
「リョウ…お前…まさか」
「ははっ、試してみる価値あるかもな」
「えっ…」
呪われた地で育てられたのが俺。
俺の父はさっき言ったように国王。
だが、母は……
「リョウ!」
「分かってるよ!」
「天に集いし神たちよ我に力を与えたまえ」
魔女だ。
俺の目の前歩くな…
うざい…。
「リョウ!早よ来いや」
呼び捨てにすんなよな…。
「リョウ?」
「呼び捨てやめろ」
「なんやそんなこと…。俺のほうが年上やし」
「俺が誰か分かってるだろ…」
「ははっ、子供やなリョウは…」
「っち…なんだよおめぇ…」
「ギャーー――!」
……。
「なんや?だれ?!」
「怖い―――!」
「怖い?何がや?!」
「ど…」
「ど?」
「ドラゴン…」
「う゛ぁ――」
「「「ギャ―――!」」」
俺は、リョウ。
この国の国王の息子。
ただ、母親は王妃じゃねぇーんだ。
「リョウ…。これ、俺…」
「シュウ、手ぇ出すな」
「リョウ…お前…まさか」
「ははっ、試してみる価値あるかもな」
「えっ…」
呪われた地で育てられたのが俺。
俺の父はさっき言ったように国王。
だが、母は……
「リョウ!」
「分かってるよ!」
「天に集いし神たちよ我に力を与えたまえ」
魔女だ。