リョウとシュウ ~ドラゴン退治の旅~
俺とこいつで
エクスターミネーションやれっていうのか…。
「おい、親父!久しぶりに呼び出しくらったと
思ったらなんだよそれ!
いきなり、エクスターミネーションやれって!」
「エクスターミネーション?」
「ほう。リョウ、エクスターミネーションをもう知っていたか」
「当たり前だろ。常識だよ」
「リョウ…。エクスターミネーションってなんや?」
えっ…
常識じゃねーの…
これ…
あの、呪われた地では当たり前だった…。
ある日わけわからん手紙が届いて
エクスターミネーションになれって言うんだ…。
政府のやつらが…。
俺等はそれを“赤紙”と呼ぶ。
「皆殺しにさせんのか?」
「あぁ…」
「俺と、こいつで?」
「あぁ…」
「2人だけで?」
「あぁ…」
はぁ?
2人で?
「出来るわけねぇだろ!
ドラゴン、なめてんじゃねーよ!」
「なめとるわけがなかろう」
「は?」
「お前の母親を信じて言っとるんじゃ」
「俺の…母親…?」
エクスターミネーションやれっていうのか…。
「おい、親父!久しぶりに呼び出しくらったと
思ったらなんだよそれ!
いきなり、エクスターミネーションやれって!」
「エクスターミネーション?」
「ほう。リョウ、エクスターミネーションをもう知っていたか」
「当たり前だろ。常識だよ」
「リョウ…。エクスターミネーションってなんや?」
えっ…
常識じゃねーの…
これ…
あの、呪われた地では当たり前だった…。
ある日わけわからん手紙が届いて
エクスターミネーションになれって言うんだ…。
政府のやつらが…。
俺等はそれを“赤紙”と呼ぶ。
「皆殺しにさせんのか?」
「あぁ…」
「俺と、こいつで?」
「あぁ…」
「2人だけで?」
「あぁ…」
はぁ?
2人で?
「出来るわけねぇだろ!
ドラゴン、なめてんじゃねーよ!」
「なめとるわけがなかろう」
「は?」
「お前の母親を信じて言っとるんじゃ」
「俺の…母親…?」