水色のエプロン
朝は同じようにやってきた。
「そうだ・・・。今日はカットをする犬が沢山来るんだった・・・。」
そんなこと全然忘れていた・・・。折角持って帰ってきた虎の巻も開かず終いで眠ってしまった。
「何とかなるよね。わからないことはフレディーに聞けばいいんだし。」
鏡に映った寝癖だらけのぼさぼさの髪をした自分の顔を見つめ、楽天的に考えることにした。
「行ってきます。」
あわただしく、家を飛び出した。
「あっネオにまだ朝ごはんあげてないんだ。お母さん!ネオに朝ごはんをあげておいて。お願い。」
「わかったわ、でもネオはあなたの子なんだから忙しくてもちゃんとお世話してあげなきゃだめよ。」
「はぁ~い。では今度こそ行ってきま~す。」
危うくネオにご飯をあげるのを忘れるところだった。お母さんには感謝しなくっちゃ。
お店に到着して、昨日と同じように裏へ廻る。
「フレディーおはよう。お店の鍵を頂戴。」
芝生で気持ち良さそうに居眠りをしていたフレディーは立ち上がり、犬小屋の中に頭を突っ込んだ。そして私にsince1999のペンダントを口から手渡す。
「ありがとう。いくら朝に弱くたって挨拶ぐらいしてくれてもいいのに。」
私は軽くフレディーの頭をなでてから、お店の扉を開けた。
「よし!今日も一日頑張るそぉ。」
昨日と同じ古ぼけたエプロンを後でギュッと締め、トリミング室の用意、お店の開店準備を整えた。
「さてと。今日の予約はと。」
「そうだ・・・。今日はカットをする犬が沢山来るんだった・・・。」
そんなこと全然忘れていた・・・。折角持って帰ってきた虎の巻も開かず終いで眠ってしまった。
「何とかなるよね。わからないことはフレディーに聞けばいいんだし。」
鏡に映った寝癖だらけのぼさぼさの髪をした自分の顔を見つめ、楽天的に考えることにした。
「行ってきます。」
あわただしく、家を飛び出した。
「あっネオにまだ朝ごはんあげてないんだ。お母さん!ネオに朝ごはんをあげておいて。お願い。」
「わかったわ、でもネオはあなたの子なんだから忙しくてもちゃんとお世話してあげなきゃだめよ。」
「はぁ~い。では今度こそ行ってきま~す。」
危うくネオにご飯をあげるのを忘れるところだった。お母さんには感謝しなくっちゃ。
お店に到着して、昨日と同じように裏へ廻る。
「フレディーおはよう。お店の鍵を頂戴。」
芝生で気持ち良さそうに居眠りをしていたフレディーは立ち上がり、犬小屋の中に頭を突っ込んだ。そして私にsince1999のペンダントを口から手渡す。
「ありがとう。いくら朝に弱くたって挨拶ぐらいしてくれてもいいのに。」
私は軽くフレディーの頭をなでてから、お店の扉を開けた。
「よし!今日も一日頑張るそぉ。」
昨日と同じ古ぼけたエプロンを後でギュッと締め、トリミング室の用意、お店の開店準備を整えた。
「さてと。今日の予約はと。」