惚れたら負け


「まだ時間ある?」

そう聞かれ私はうんといった。



公園のベンチにすわり、
佐々くんの買ってきて
くれたコーラを飲んだ

「おいしぃ…」

私がそういうとニコッて
笑ってくれる佐々くん


「ねぇ佐藤くんの話していぃ?」

「いーよ」

「本当に彼女いるの?」

「さぁ、どうだか。心配なら聞けば?」

「だってこわいもん」


いるって言われたら、
私は遊びだったことになる

ただの遊びに…。


あいつとは何もないって
いわれた時点でフラれたようなもんだけど


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