TOMODACHI☆★

『ん?鈴掠が相談なんて珍しいな』

『すごく悩んでいるんです!!!!』
『いいぞ。でも今はとりあえず教室に入れ』

今はしょうがないよね…

〈ガラッ〉
『出席とるぞ』

あれ?私、昨日算数の教科書置きっぱにしたっけ?

『ひゃ!!!!』
『どうした?鈴椋』

『…何でも、ないです』

教科書を開くと
信じられないほど
「死ね」の字が並んでいた。まさかここまで…
これじゃあ“いじめ”じゃん……


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