透明のくれよん
それから、俺は彼女のコトで頭がいっぱいだった。
あの彼女と初めて会った廊下を歩く度に、彼女を探した。
お互い同じ弓道部だったが、彼女は後輩にも同級生にも先輩にもクールだったからか俺は全然話したことがない。
唯一話したといえば…
『はい、部活ノート』
「お疲れ様」
くらいだ。
あの彼女と初めて会った廊下を歩く度に、彼女を探した。
お互い同じ弓道部だったが、彼女は後輩にも同級生にも先輩にもクールだったからか俺は全然話したことがない。
唯一話したといえば…
『はい、部活ノート』
「お疲れ様」
くらいだ。