切ない想いは甘い恋への近道
出逢い
ジリリリリーン
毎朝休むことなく
AM6:30に鳴る黄色の目覚まし時計
カチッ
毎朝休むことなく
目覚まし時計を止める私

『ふわぁー…』
いつも以上に大きなあくびをしながら
ゆっくりと下へ降りて行った。
『おはよぉ…』
今にも寝そうな声で
ママとパパにごあいさつ。
「おはよぉ… じゃないわよっ!」
ママが私の真似をしながら言う。
『そんな声で言ってないもん。』
「あら、そうかしら?」
ママが私をからかう。
「ハッハッハッハッ」
そんなやり取りを見て
パパが大爆笑。
『パパ、面白い事一つもしてないからっ』
「そうかー?」
『パパまで私をからかうの?』
「そんなつもりは…」
パパと話してる時
ママが私の顔をじっくり見て
どっと笑った。
『二人してなによー><』
さすがにこれには怒った。
「だって…だってさー顏、顔に虫が
止まっているのに気付いてないんだものw」
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