バニラ
「文之、もういいの。
きっとこの人に何言っても無駄な気がする…。」
「アンタ何言い出すの?」
「だってそうでしょ。あたしが何か悪いことしてるんですか?
文之と出逢えたこと、それはママのお陰です。
だけど仲良くなることがそんなに気に入らないことなんですか?」
「アンタね、何て口の利き方してんのよ。
勝手に人の客に手ぇ出しといて、何が私のどこが悪いんですか?だって?
ふざけんのもいい加減にしろっ!
ただのガキが!ど素人が!
お前なんか追い込んでやるわっ。
出て行け!」
ミキはそう吐き捨てるようにいうと、手元にあった粉末を口に押し込み、グラスに入った水を一気に飲んだ。
きっとこの人に何言っても無駄な気がする…。」
「アンタ何言い出すの?」
「だってそうでしょ。あたしが何か悪いことしてるんですか?
文之と出逢えたこと、それはママのお陰です。
だけど仲良くなることがそんなに気に入らないことなんですか?」
「アンタね、何て口の利き方してんのよ。
勝手に人の客に手ぇ出しといて、何が私のどこが悪いんですか?だって?
ふざけんのもいい加減にしろっ!
ただのガキが!ど素人が!
お前なんか追い込んでやるわっ。
出て行け!」
ミキはそう吐き捨てるようにいうと、手元にあった粉末を口に押し込み、グラスに入った水を一気に飲んだ。