バニラ
目が覚めるとまだ朝の5時前だった。
深い眠りから覚めた葵はふと携帯に目をやった。
メール受信のアイコンが画面上にてパカパカと点滅している。
阿部からだ。
深夜二時過ぎに送られたものだった。
(今日もとても楽しかったです。葵ちゃんの傍に居られて幸せです。ゆっくり休んで。おやすみなさい。
このメールで起きてしまったらごめんなさい。)
相変わらずマメな男だなと葵は日々感じる。
しかしこの変わらない安定した優しさに葵は少しずつ惹かれていったのかもしれない。
深い眠りから覚めた葵はふと携帯に目をやった。
メール受信のアイコンが画面上にてパカパカと点滅している。
阿部からだ。
深夜二時過ぎに送られたものだった。
(今日もとても楽しかったです。葵ちゃんの傍に居られて幸せです。ゆっくり休んで。おやすみなさい。
このメールで起きてしまったらごめんなさい。)
相変わらずマメな男だなと葵は日々感じる。
しかしこの変わらない安定した優しさに葵は少しずつ惹かれていったのかもしれない。