ヘタカレ王子様。






楢崎君はわたしに笑いかけた



優しくて


でも…





悲しそうな笑顔…









「一瞬でも、泣きたくなった時とかは頼れよ!

俺はいつでも待ってる!」





「楢崎君…」






だめだよ…








だってまるで



わたしに束縛されてるみたい……







< 142 / 237 >

この作品をシェア

pagetop